7月8日　小川町の下里地区で、長年地域の農業を盛りあげてこられた金子さんの講演を聞きに行ってきました。

　私もかねがね、本などで野菜の栽培を参考にしてきましたが、実際に農場に行ってみて、百聞は一見に如かずでした。

　村おこしが初志で、40年の努力が実って、その初志を実現できて良かったとおっしゃっていたのが、印象的でした。

　提携型農家は、単に商品を売るだけではなく、人間的なつながりも、無機的ではなく、有機的になっていかなければ、いけないというメッセージが、そうだなと思いました。

　山の土壌には、菌根菌という微生物がいて、栄養等を融通し合って生きているので、畑のたい肥作りにも、落ち葉を主体として、発酵させて、土づくりすることが大切だともおっしゃていました。

　土づくりは10年かかるけれど、土さえできていれば、自ずと野菜は育ってくれる。自家採取などで、土地にあった野菜を時間をかけて育てていく。スケールの大きい話を聞けて有意義な時間を過ごせました！