我が家の梅仕事

我が家の梅仕事

 先週、大量に取り入れておいた梅が「漬けてくれ~。」と声を上げていたようなので、2日に渡り梅干しを漬けることにしました。

 梅雨の合間の梅仕事は、気ぜわしい日々から少し離れて、自分の心の世界に少し向き合える時間のような気がして気に入っています。

 今回簡単な梅漬けの方法を紹介してみたいと思います。

 2年前、NHK今日の料理で おばあちゃんに教わる保存食「梅干し」で料理研究家藤巻あつこさんが紹介したレシピを元に書きました。

 用意するもの

 ・梅

 ・粗塩(梅の重さの10%)

 ・ホワイトリカー(焼酎甲類35度)

 ・ボウル(ホワイトリカーを入れるため)

 ・布巾(洗った梅干しを拭き取るため)

 ・漬け物容器

 ・大きな袋(我が家ではゴミ袋)

〈ステップ1〉梅を塩に漬ける

 ①梅が赤や黄に色づいたら漬け頃です。

  -目安は、6月中旬-

 ②2,3個ずつ手洗いし、なり口のヘタを取る。洗った後は、1粒1粒布巾で拭き取る。

 ③漬け物容器に、袋を入れて、最初に塩を敷いておく。

 ④ヘタをとった梅をホワイトリカーに軽く浸して、一つずつ容器の周りから隙間なく置いていく。

 ⑤合間に、適度に塩を混ぜ込む。(塩の塩梅は、梅の重さの10%程度)

 ⑥最後に袋の上部を空気が入らないように密閉して輪ゴムなどで止める。

 ⑦この時点では、重石はせず、容器のふたをする。

 

〈ステップ2〉赤しそで色をつける

 数日経ったら、白梅酢が上がってくる。しそは、そのタイミングでつける。

 ①1年前に梅を漬けたときに出来た白梅酢と塩少々をボウルの中に入れ、赤ジソの色素が出てきたら、漬け物容器に入れる。

 ②適当に、ぬめりっぽい白い汁を拭き取る。

 

 〈ステップ3〉梅雨明け後に梅を干す

 ①塩酢から取り出し、水気を取る。

 ②一晩干したら、一旦、梅酢に浸して、膨らみを漬けて、再び干す。

 ③夜通し干して、夜露を当てる。これを3日、3晩する。

 ④梅干しがおばあちゃんのしわくらいに柔らかくするのが目安、

 ⑤出来たら梅干しの完成